2024年度スローガン 企業概要
学習する組織をつくり顧客の幸せを探求し、常に新しい価値を生み出す1995年からのデジタルシフト、共感する組織をつくり社会の幸せを探求し、持続可能な繁栄をわかちあう2006年からのソーシャルシフト、自走する組織をつくり社員の幸せを探求し、多様な人が自走して協働する2020年からのライフシフト、こうした社会の変化が、組織に大きな影響を与えると言われています。2017年にカンボジアで出会ったおばあちゃんから感じた「心の豊かさ」という価値観は当社の理念となり、社員の幸せを意識した経営へと舵を取りました。まさしく、お金視点の経営から幸せ視点への経営へとシフトしたのです。その仕事は社会にとってどのよう意味があるのか。そしてその仕事は個人にとってどのような意味があるのか。前者は組織にとっての存在意義であり、後者はメンバー個人の働く意義となります。
「私たちは心の豊かさを追求します」「理念をデザインする」「北の食文化を支える」これらの理念は「環境・安全・地域社会への貢献」という3つの柱を立て存在意義を明確にすることで、この数年ユニコロンは大きな変革を遂げました。
一方で、物価上昇や2024年問題、少子高齢化、人口減少、人材不足など、企業を取り巻く環境は目まぐるしく変わり、DX化の推進により、いかに付加価値の高い業務に人の手を集中させるかがカギとなっております。そのためのキーワード「IMPACT」を2024年度のスローガンに設定しました。これは、プロジェクトアリストテレスが掲げる生産性の高いチームの成功因子の一つであり(正式にはImpact of work)、今取り組んでいる仕事はチームにとって意義があるものだと主観的に思えること、ようするにそれぞれの働きがチームに貢献していることを可視化することです。
更にIMPACTという言葉には本来、「影響」「衝撃」「効果」といった意味があります。顧客や仲間に影響力を持てるような人間になること=人づくり。世間が想像しないような衝撃的な企画や取り組みを進めること=創造性。これらから生まれる、地域社会に与える効果。更には野球のバッティングで言うIMPACTのように、良い形でIMPACTを迎える事で強い打球を打ち返す、ようするにユニコロンスタンダードを確立することで、地域に対してより強いメッセージを発信する意味も込めております。
ユニコロンは「人づくりを通して、創造性豊かな発想で地域社会へ貢献する」ことを目標に1年間邁進いたします。
令和6年5月1日
株式会社ユニコロン
代表取締役 吉岡 大